2月のみ言葉

主は言われる。
「今こそ、心からわたしに立ち帰れ
断食し、泣き悲しんで。
衣を裂くのではなく
お前たちの心を引き裂け」。

あなたたちの神、主に立ち帰れ。
主は恵みに満ち、憐れみ深く
忍耐強く、慈しみに富み
くだした災いを悔いられるからだ。 (ヨエル書 2章12〜13節)


                レント              

 2月14日(水)は、「灰の水曜日」です。この日から復活日までの日曜日を除く40日間をレント(四旬節)と呼んでいます。2月14日(水)午後7時30分から「灰の水曜日礼拝(聖餐式)」を執り行います。どうぞ、ご出席ください。この40日間というのは、主イエスさまが、荒れ野で40日間断食されたことを象徴するものであるといわれています。この期間に信仰者たちが断食や節制に励むという習慣もありました。レント(四旬節)は、主イエス・キリストのご受難と死をおぼえ、さらに主のご復活をお祝いするイースターを迎えるための準備の時です。また、それと共に、キリスト者ひとりひとりが、常日頃の信仰生活を顧みて、節制や克己に励む時としても大切にされてきました。
 
 ちなみに、カーニバルというのは、このレントに入る前に、好きなだけ食べて、飲んで、好きなだけ楽しもうということで、キリスト教国などではさまざまなイベントが行なわれてきました。ブラジルのリオのカーニバルは有名ですが、南米やヨーロッパでは、いろいろな習慣があるようです。これらは、教会の公式な行事ではありませんが、レントの期間を、敬虔にまじめに過ごそうとした信仰者たちの思いが込められているのではないかと思います。このようなけじめというのは、今日の信仰者にも必要なことかもしれませんね。
 
 灰の水曜日の礼拝では、いつもヨエル書2章のみ言葉が朗読されます。ここには、主なる神さまに立ち帰るようにという悔い改めへの呼びかけが語られています。「衣を裂いて灰をかぶる」というのが、当時の悔い改めの表わし方でした。しかし、ここでは、「おまえたちの心を引き裂け」と語られています。かたくなな心を砕いて、神さまの前に自分を無にして、その身も心も投げ出せと勧められているように思います。
 
 このレントは、心を砕き、悔い改めて神さまのもとに立ち帰る時です。しかし、ここで語られている大切なことは、実に、神さまに背を向け、愛が冷え切っているような私たちをも、神さまが深い憐れみをもって迎え入れてくださるという約束です。「恵みに満ち、憐れみ深く、忍耐強く、慈しみに富」んでおられる主なる神さまが、迎え入れ、抱きとめてくださると語られています。この「満ちあふれる恵み、深い憐れみ、慈しみ」は、主イエス・キリストの十字架にはっきりと示されています。
 このレントの時を、主イエスさまの十字架を見上げて、共に歩みましょう。
                              
                               牧師 屼ノ下照光

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