4月の御言葉

一緒に食事の席についた時、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、

パンを裂いてお渡しになった。

すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。

二人は、「道で話しておられるとき、また、聖書を説明してくださったとき、

わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。 

              (ルカによる福音書 24章30〜32節)


      「近づき、語りかけ、心を燃やしてくださるイエスさま」


 イースターおめでとうございます。新型コロナウィルスの感染の世界的な拡大の中で、礼拝に集うことができず、在宅礼拝をお願いしました。私自身も、兄弟姉妹がたと共に集うことのできないことが、こんなにも淋しく辛いことなのかと思わされています。感染の広がりが一日も早く終息するようにと、日々、祈りを熱くしています。共に祈ってまいりましょう。

 イエスさまがご復活された日の夕方、二人の弟子がエルサレムからエマオに向かっていました。彼らは、イエスさまの復活の知らせを聞いておりましたが、おそらくそれを信じることができないで、とぼとぼと故郷に向かっていました。

 その彼らにイエスさまが近づいて共に歩き、聖書のみ言葉から、メシアの受難と復活について語り、教えてくださいました。それでも、二人の弟子は、同伴者がイエスさまであることがわからないまま、エマオに入り、そこで食事を共にしました。そのときのできごとが、上にあげたみ言葉です。イエスさまが二人にパンを分け与えられたとき、二人は目の前の方がイエスさまであることが分かりました。そのとき、イエスさまのお姿は見えなくなりましたが、彼らの心はイエスさまの語りかけによって、燃やされていたことに、彼らは気づかされました。

彼らは、「道で話しておられるとき、また、聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合いました

 彼らは、イエスさまの死の現実に、深い悲しみを抱き、うなだれてエマオに向かいました。その彼らが、近づいて、共に歩んで語りかけてくださったイエスさまによって心が燃やされました。このことこそが、復活の主イエスさまが、私たちにも与えようとしておられる恵みです。

 今、新聞、テレビは、連日、世界中に蔓延する新型コロナウイルスの感染のニュースで満ちています。世界中が暗黒に覆われているようです。いい知れない不安と恐れを感じています。そんな私たちに、イエスさまは、今日も私たちに近づいてくださり、み言葉によって、私たちの心を燃やし、慰め、励まし、新しい歩みへと押し出してくださいます。新しい歩みというのは、「明日がある」という歩みです。明日に希望を見る歩みです。鈴木正久という日本基督教団の議長をも務められた牧師さんが、次のように語っておられます。

「わたしは死に向かって生きているのではなく、キリストの日に向かって一日一日を感謝して充実して生きている。『明日がなくても、今日精一杯生きればよい』という人があるが、あれは嘘だ。わたしたちたちに本当に明日があるからこそ、今日を精一杯生きられるのだ。わたしにとって本当の明日とは、死を破って復活された生けるイエス・キリストにまみゆる日なのだ」。

 不安と恐れに満ちた今日ですが、この日、わたしたちに近づき、語りかけてくださるイエスさまによって、確かな永遠の明日が約束されています。困難の中ですが、確かに生きておられるこのお方に深く信頼し、寄りすがり、兄弟姉妹がたと互いに支え合い、共に祈りを熱くしてまいりましょう。   (牧師 屼ノ下照光)


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