召天者記念礼拝

今週は召天者記念礼拝でした。
書いて字のごとく、先に天に召された方々を覚える礼拝です。
ご家族の方々がたくさんお見えになられて、
普段より会堂が幾分狭く感じられ、嬉しい日でもありました。

お写真が載せられないのが残念でもありますが
毎年この日には 会堂の前にテーブルを置き 
召天者のお写真を並べます。

懐かしい知ったお顔が並んでいた中で
一番右の端っこに、見慣れない一枚の写真にお気付きになられましたでしょうか?
何人かの方が「誰?」って聞いて下さったのでお答えしましたが
実は私の父です。もう11年になります。58歳でした。

父は実家の近くの教会の会員でしたので、桔梗が丘ルーテル教会の方々には面識がないものですから毎年写真を並べることはしてませんでした。
去年から前でお名前を読んでいただけるようになり、こっそりと
持っていた父の写真をパワーポイントの机の上に出しておりました。
今年はその写真にかおり先生が気付いてくれたらしく
ご自分が持っている写真立てを持って来てくださいました。ありがとうございます。
(ちょっと恥ずかしかったんですが・・・思い切って並べさせていただきました。
どうして恥ずかしかったかって、皆さんのお写真はとってもきちんとしてらっしゃるのに対して私が持っている父の写真はとってもリラックスしてソファで肘をついて笑ってる写真だったからです。この写真の父の顔が気に入ってて実家からもらった写真です)

皆さんの写真と一緒に並べさせてもらって なんだかとっても嬉しくなりました。
たくさんの召天者の方々と共に神様のもとできっと写真のように笑ってくれてることでしょう。

自他ともに認めるファザコンでしたので、父に病が見つかったときは
まさか何かの間違いだと思い、間違いじゃないと分かったときには
どうして自分の父にこんなことが起こるんだと苛立ち、神様に食い掛かりました。

でも神様 あなたは父を通して本当にたくさんのことを私に、家族の一人一人にも
教えてくださいました。今はそのひとつひとつを大切にしながら生かされていると感じています。

私たち家族は父に連れられて教会へ行きました。
実家には仏壇のあった父に、です。
本当に神様のなさることは時に考えられないようなことです。
父に何があったのか今となっては知ることもできませんが
天国でいつか父に聞いてみたいことのひとつです。
「お父さん、教会へ行こうと思ったのはどうして?」 
答えが楽しみでもあります(笑)
そして大好きな父にまた必ず会えるという約束をいただけてることは本当に心強く
感謝と共に、体中にPOWERが湧いてくるような感じさえします。

その父と同じように教会学校のお手伝いをさせてもらえてることは
不思議な気がするのと同時に本当に嬉しいことです。感謝。


召天者のご家族の皆様お一人お一人が様々な想いを抱かれながらの一日を
一緒に過ごさせていただきました。ありがとうございました。

                          斎藤佳子
















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